About
人が暮らすということは「作る」ということ
着るもの、食べるもの、使う道具
どれも自分や誰かが作ったもの。
手しごとにより生み出されたものは
時が経つほどになじみ愛着がわく。
このアトリエは、
温もりあるものであふれています。
「今日は特別だから着ける」のではなく、
「何でもない日だけど着けていたい」
atelier plowではそんなジュエリーを
提案していきます。
あなたの暮らす世界が
より豊かに満たされますように。
Every facet of life involves creation ̶
clothes, food, tools ̶
everything is made by someone.
Things crafted by hand grow dearer and warmer with the passage of time.
Our studio is filled with such warmth.
What we create transcends "special occasions".
At atelier plow we are pleased to offer jewelry for every moment.
We hope to enrich your world through our work.
Concept
atelier plowのジュエリーは、特別な日だけでなく普段の暮らしに着けることを大切に制作しています。
ジュエリーは中世の貴族においては権力や異性を惹きつける象徴的なアイテムでした。また人間が衣服を着ていない時代には、お守りとして身に着ける装身具という役割もありました。私たちは後者の考えに強く惹かれ、使う人にとって永く愛用できるものになるよう心がけています。
素材をじっと見つめながら時間をかけて、ただひたすら繰り返して形にする。新作が出来た瞬間はかけがえのない喜びです。一点一点手で仕上げていくから意味があると信じています。自分の手から生まれたものが他の誰かの豊かさにつながっていく。この想いを次の世代の方々と共に作っていきたいと思っています。
Diamond
淡く色づき鮮やかに染まった石。石の中には見たこともないような不思議な模様が広がっている。これらはすべてダイヤモンド。
地中の奥深くで数億年近く眠っていたものが火山活動によって急速に押し上げられて出来上がったもの。石の中に閉じ込められた色やインクルージョン(内包物)は人の手が加わっていない偶然の産物です。atelier plow では自然なままの色や姿をしたナチュラルダイヤモンドのジュエリーを制作しています。
atelier plowを始める以前から天然石に魅了され、より深く知りたいという好奇心で海外の展示会へ足を運ぶようになりました。そこで出会ったナチュラルダイヤモンドはとても大きな衝動で心の琴線に触れました。
そして、ご縁ができ研磨工場があるインド・スーラトに向かうことになりました。外国人が少ないローカルな街には世界中のダイヤモンドが集まります。現地の職人は言います。”なぜこのような色とりどりなダイヤモンドが生まれるかはわからない”と。そして、地球に聞いてくれとチャーミングに答えてくれます。
買い付けの期間中は、家族と過ごす時間のようにご飯を食べ仕事をして、職人たちと一緒に生活をします。非日常から日常に変わっていく。民族衣装に着替えて現地のお祭りにも参加したりと、共に笑い合える時間は心の財産です。
これらのダイヤモンドをウェディングリングや普段使いのジュエリーに仕立てていきます。地球のかけらを届けることができるのは尊く幸せな時間です。
History
2014-04
オリジナルジュエリー、ウェディングリングを中心としたatelier plowのショップをオープン
2015-05
株式会社tabijiとして法人化
2015-07
実店舗3Fにてワークショップスペースをリニューアルオープン
2018-09
インド・スーラトにてダイヤモンドの買付を始める
2020-09
実店舗2Fにてダイヤモンドのショールームをオープン
2021-12
デザイナー伊林のオリジナルラインとしてTOYEのショップをオープン
2024-07
10周年の記念品として鉱物と植物の標本写真集「Biosophia」を出版
Designer
伊林 永典
ibayashi naganori
20代前半から国内外を放浪したのち、インディアンジュエリーとの出会いがきっかけで彫金を始める。2014年「atelier plow」を設立。